今振付中の曲がある。
前から好きな曲なのに、自分には敷居が高くて無理かもってしり込みしていた曲。
敷居が高い、というのには理由が二つある。
一つ目は、技術的な問題。
この曲には、震えるような音がたくさんある。
震えるような音は、シミー(身体を細かく振動させる動き)が似合う。
ところが、私はこのシミーがどうも苦手なのだ。たくさん練習しているのだが。
無様な姿を人様に見せたくない、という気持ちがブレーキをかける。
二つ目は、曲自体の敷居が高い。
クラシックなアラブ歌謡曲で、かの地ではだれもがこの歌に、酔う。
それは「タラブ」と言う言葉で表される忘我の境地。
この曲が好き。
メロディーも、歌詞も。
が、忘我の境地に至るまで入り込めるかというと、ね。
そんな中途半端な気持ちで良いのか、という思いがブレーキをかける。
でも、振り付けて踊ってみようと思った。
なぜかというと、悩んで創るプロセスにも意味がある、と思ったから。
私は完璧にはなれないけれど、だからと言ってためらっていたら、踊る機会は絶対に来ない。
それはそれで未練が残っちゃうわ(笑)
やりたいことは、先送りしない。
やってみないと分からないし!
…そう思って今、奮闘中です。
今日のルーティン:
- シミー
- 旋回
- 振付作り
- ペルシャンダンス練習
- ヨガ