振付の功罪

こんにちは。ヤスミンです。先週はコロナ禍で1年延期していた真珠婚旅行に行っていたため更新はお休みしていました。
(トップ画像は白浜にある円月島です。春分と秋分の日の前後だけ、島の背後に日が落ちます。)

1週間家を空けるとちょっとした浦島太郎状態になりますね。楽しかった旅行の余韻に浸りたかったけど、大学生の息子に留守番お願いしてたら家の中がかなり乱雑になっていて、片付けと清掃に追われて現実に強制復帰。

しかも、帰宅後いきなり今後の私を良き方向に導いてくれるようないいお話を立て続けにいただいたりして(内容は機が熟したらお話します)わぁ頑張んなくちゃって、ふわふわ気分がすっかり抜けました(笑)。

前置きが長くなりましたが、今回のブログではいずれ書こうと思っていた「振付の功罪」について触れてみます。

ベリーダンスを習うとき、多くの人はまず振付を覚えて踊ることから始めますね。

振付はベリーダンスの基礎やテクニックを使った例文のようなもので、効率よくダンスを学べるし、曲の解釈を知り、表現力を培うこともできるので教える側にとっても、学ぶ側にとっても便利なツールです。

便利な反面、振付に頼りすぎると「忘れてしまうと踊れない」、という状況に陥ってしまうんですよね。

ベリーダンスにはもともとは振付などない自由な踊りだったってご存知でしたか?

ベリーダンスにおける「録音音源を用いた振付」は西洋にこの踊りが伝わり、舞台などで踊られる「パフォーミングアーツ」になってから生まれた概念なのだそう。

発表会やイベントなど、グループで踊る場合を想定して私も普段は振付を教えていますが、ある程度この「例文」に慣れてきたら、原点に戻って「その場で感じることを踊る」ことに挑戦していってもらいたいな、と思います。

例えば、全部を即興で踊るのが難しい場合は、ある程度の流れを作っておいて、その「繋ぎ」を即興にしちゃうとか、ね。

即興は、踊ることによってより音楽を聴く耳が養われますし、「振付がぶっ飛んじゃったどうしましょう」事態に陥ったときの貴女を助けてくれます。(もしかしたらその「咄嗟の動き」が振付以上に素晴らしいものになるかも!)

ぜひぜひやってみてください♡

白良浜にて、夫と。

今後のイベント予定

Studio Yasmin発表会2023

7月2日(日) 開場12:30, 開演13:00, 終演15:00予定

出演:Yasmin & スタジオダンサーズ
ゲスト出演:矢島夕佳里(ウード)、鈴木充子(フルート)

入場料:一般2,000円、高校生以下1,500円、未就学児無料 
※ワンドリンクオーダー願います。

Gemini Theater
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