旅日記続きです。
古巣スタジオを訪問し、ホテルにたどり着いてしばしベッドで気絶していた私、電話の音で跳ね起きました。
電話から聞こえる、懐かしい声。
ベリーダンス通じて友達になり、ずっとずっと会いたかった彼女からでした。
帰国後20年超、毎年欠かさずバーステイカードやクリスマスカードをやり取りし、国際電話も年に数回。
そんな彼女が突然音信不通になって早1年。メールも電話も応答なく、送った手紙を読んでくれているかどうかも分からず。
なにか事情があるのだろうとは思いつつも、せめて私が近くに行くのだということを知らせたくて、もっともアナログな方法である「手紙」を投函したのが10日ぐらい前だったかしら。
その手紙は無事彼女の手に渡り、念願の再会を果たしたのでした!
音信普通だったのは大切な家族を病気で失い、彼女自身もまた闘病中である、という重い現実があったからでした。
それでもランチしながら語らっていると、同じスタジオに通い、パーティーではコンビ組んで踊って、たくさんの時間を一緒に過ごしたあの楽しかった日々が蘇ってきます。
「しばらく踊ってないけれど、もう少ししたらまたコミュニティカレッジでベリーダンスを教えるのよ。だから今もCD聞いて振付考えたりしてるの」
ベリーダンスのことを話し出すと、薬の副作用で辛そうだった表情がだんだん輝いてきます。
ランチ後、彼女の写真をパチリ。
お馴染みのベリーダンスポーズは決まってる!ああ、やっと本来の彼女に戻った!
滞在中にまた会いましょうね!って約束して、別れました。
続く。