呼吸と即興ダンス、古くて新しい出遭い

昨日は、友人である音楽家、ミッチさんこと鈴木充子さん主催の「呼吸と音の瞑想コンサートVol.1」にゲスト出演させていただきました。

ミッチさんがナビゲートする呼吸にフォーカスした瞑想タイムが前半で、心と体が緩んでスッキリしたところで後半はコンサート。

私は前半はお客さんに混ざって呼吸ワークショップに参加させてもらい、後半はミッチさんとゲストの菅野真理子さんお二人の演奏に合わせて即興で踊りました。

呼吸と即興舞、私の中ではずいぶん懐かしい匂いのする内容なのです。

25年も前、結婚して渡米した私はとあるベリーダンス・旋回ダンサーさんの追っかけをしてました。
今でいう「フリースタイル」で踊る彼女の踊りは自由で美しくてダイナミック。
どうしたら、彼女のようなアタマで考えない踊りができるようになるのか…

その秘密を探るべく、ワークショップを受けまくりましたが、彼女がいつもフォーカスしてたのは「呼吸」。

呼吸のワークで始まり、だんだん動きを載せていく。動きながら、呼吸を意識する。

帰国後、振付中心のベリーダンススクールに入ってからは殆ど「呼吸」を意識したことがなかったけれど、今回のイベントで再び「踊り」と「呼吸」がリンクしました。

大昔の自分は、呼吸のワークと踊りがどうしても繋がらなかった。
地味だしつまんないな、って思ってた。
憧れのダンサーが上手なのも、結局は技術があるからだ、って思ってた。

技術も大事。
だけど、心を開いて自由になるには、やっぱり呼吸も大事。

こんな良い気づきをもらえたのも、ミッチさんのワークショップのおかげ。
彼女の奏でるクリスタルボウルの音を全身で感じ、声と歌による誘導で深い深い内側へと入っていく。

こんな解放感を感じたのはいつ以来だろう?

そして、後半のコンサートでは、ミッチさんと真理子さんの奏でる音がすっと身体に入っていくのが実感できて。

私の憧れだったダンサーさんは、こんな風に音を感じて踊っていたのかな。

ミッチさん、素晴らしい場を作ってくださってどうも有難うございました。
共演してくださった真理子さん、有難うございました。