耳を澄ませる、虚飾を諦める

今日も何曲か即興で踊ってみた。(相も変わらず怠け心との戦いが最初にあったわけだが。)

昨日より音楽がよく聞こえていたように思ったし、昨日より気持ちが載せれるように思った。

なんで昨日よりいい感じだったのかな?

タイトルにあるように、虚飾=自分をよく見せようと思うこと、を今日は諦めたからだ。

私は私以上になれっこない。だけど、ありのままの自分を観るのは痛い。痛いから、見栄を貼る。
結果、音楽を無視して余計なものを付け加えてなんだか忙しく動くだけ、の展開になるのである(涙)。

大昔、まだ20代だった頃にライブ音楽で踊らせてもらうという有難いお話をいただいた時の話。

かちんこちんに緊張していた私はとにかく「間」が空くのが怖くて、景気づけにジルをがんがん打ちながらひたすら元気よく、笑みを絶やさずに頑張って踊った。

頑張ったのに、観に来てくれたアメリカ人の友人はやや黙った後、私にこう言った。
「あなたのジルが音楽の間を壊していた。」、と。

…撃沈。
(アメリカ人の友人たちは基本的にほめ上手だ。どんな内容でもその中に一つでも褒められる要素があれば、そこを拾い上げてポジティブ思考にさせてくれる…のだが。)

三つ子の魂百まで、という諺にも裏打ちされているように、私の心根はあの苦い経験を経ても基本的には変わってないように思う。
だから、意識していかないとね、諦めてありのまま。

やや長くなったので、「耳を澄ます」ことについては次回書こうかなと思います。

今日のルーティン:

  1. 旋回
  2. シミー
  3. 即興
  4. ヨガ
  5. アームス