Yasminです。こんにちは。連日暑いですね!
昨日、その暑い中、リフォームをお願いしていた衣装の受け取りに、電車で1時間かけて初めて田端まで行ってきました。
お願いしていた衣装は、30年も前にニューヨークにいたころ、人生で初めてオーダーメイドで作ってもらったもの。当時20代だった私、好みに仕立ててもらったのが嬉しくて、パーティーなどで踊る機会があれば着用してました。
あんなに好きだったのに、ぱたっと着なくなったのは3度の出産を経て体形が大きく変わってしまったことが一番の理由。端的に言うと、授乳で胸がしぼんでしまってブラが全然フィットしなくなったことです。オーダーメイドだったから、もちろん自分の(当時の)バストに合わせて作ってもらっていたのですがね涙。
2番目の理由は、デザイン。不変だと当時思っていたベリーダンス衣装デザインにも流行があり、古臭く感じるようになったこと。
そうは言っても初めてのオーダー衣装だったし、楽しかったアメリカ時代の思い出がたくさん詰まっている。手放したくなくて、最初のリフォームをお願いしたのが10年前。40代の終わりの頃のことです。

こちらが10年前のリフォーム後の衣装。胸元チラ見え防止のためにフリルを追加してもらい、のれん状だったビーズはループ状に改変。ブラ装飾も立体的に盛ってもらい大満足。
…ところが、せっかくリフォームしてもらったのに、あまりお披露目の機会がなくて。アメリカ時代に比べて手持ちの衣装が増えたことが理由です。なんとなく衣装ケースの奥の方に鎮座するようになってしまって。ごめんね、衣装。
申し訳ない気持ちになって、先日、久しぶりにこの子を着よう!と引っ張り出してみたものの…
あれ?全然似合ってないかも(涙)。
悲しいことに、10年経つと、さらに体形が変わるのです。。。わき肉はみ出す、盛った胸もなんだか借り物のよう。そして、自分の中のデザインの好みも変わっていくのですよね。。。
多分、私の抱える問題は、私個人のジレンマではなくて、長年踊っているダンサーさん共通のものでしょう。だから、ダンサーさんはある程度着用した衣装は売ってしまって、新しいものを購入する。だけど、私は思い入れのある衣装は手放したくない。できれば長く着用したいのです。
そこで、再々リフォームを友達である衣装デザイナーのすずきあきこさんにお願いすることにしました。
イメージ画と希望する点などを添えて彼女に託し、のんびり待つこと2か月。

私のもとに帰ってきた衣装は、美しく生まれ変わってました。
今風だけど、懐かしさはちゃんと残っていて、しかもストレスフリーな軽さ(これ結構重要)。一番問題となっていた貧乳対策は、お渡しの現場でサイズやパッド詰め、肩紐の位置調整などして完璧にフィットするようにしてくれて。これは間違いなく踊りやすい!
オリジナルの姿から2段階経て今の姿になったけど、手に取ると20代の頃の思い出も蘇ってくる。懐かしいし、とにかく踊ることが楽しかった無邪気な原点に帰った気持ちになる。
もう箪笥の肥やしにはせず、着用して踊っていきます。
すずきあきこさん、どうも有難う!!
衣装の買い替えを考えている方、もしそれが思い入れのある衣装なのだったら、リフォームという選択肢があります。ぜひ、INCA BELLYのすずきあきこさんにお願いしてみてくださいね。踊りやすさと、年代別の女性の悩みに寄り添った丁寧な手仕事で期待に応えてくれます。
彼女のサイトはこちらになります。