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サヤト・ノヴァの庭で

発表会を写真で振り返り、今回から民族楽器奏者さんの生演奏による第2部に入ります。

Kani Vur Jan Im (Since I am alive) (Yasmin 振付)

この曲は、18世紀のアルメニア吟遊詩人サヤト・ノヴァの作品です。
私は、サヤト・ノヴァの生涯を描いた「ざくろの色」という映画がとても好きで、ウード奏者の矢島夕佳里さんの演奏でこの曲の存在を知り、その美しい旋律に心を奪われて、無謀にもこの曲で踊りたいです!と夕佳里さんにラブコールしたのでした。

サヤト・ノヴァと言えば、恋愛詩。その情景を踊りで表現することは、私にはとてもハードルの高いことだったのだけれども、その当時オンラインで習っていたペルシャンダンスでの表現方法を参考になんとか振付を作りました。

サヤト・ノヴァの歌詞からイメージを起こすのに、もう一つ役立ったのが同じアルメニア人のダンサー、Armen Ohanianの手記「The Dancer of Shamahka」でした。

彼女はアルメニアの上流家庭に生まれ、幼少の頃の生活様式がペルシャ風だったのです。(サヤト・ノヴァもサファヴィー朝の支配下にあった地域の生まれです)豪奢なお屋敷、あずまやのある庭園…。多分、宮廷詩人だったサヤト・ノヴァもそんな美しい庭園の中で恋人に歌を捧げていたのではないのかな、と。


夕佳里さんのウード、アクバルさんのトンバク、このお二人の素晴らしい演奏のおかげで、私は私の妄想を形にすることができて嬉しかったです。お二人には感謝の気持ちでいっぱいです。