「洞窟」から「小鳥のさえずり」へ

Yasminです。今回のブログタイトルは変ですね。なんのことか、最後まで読めばわかりますので今日もお付き合いください。

発表会を一区切りとして、自分の中では来年度見据えた振付構成作りを再スタートさせているのですが、その発表会明け新曲のタイトルの意味を知りたいのに手掛かりがつかめずモヤモヤしてました。

ベリーダンスに使われる曲は今も昔も中東音楽がやっぱりメジャーで、楽曲のタイトルはアラビア語での発音をそのままアルファベット表記しているものが多く、それだけ読んで意味が理解できるものは殆どありません。(Habibi=恋人、とか Leyla=夜、みたいに一般的なアラビア語ならわかるんですがね。)

とても有名な曲ならウェブで調べることができるのだけれども、そうでもない曲は手掛かりが無いことが多いのです。

正直面倒くさいので(ごめんなさい)、曲調だけ聴いてこんな感じの振付がいいかなって作ってしまうこともあります。。。ダメじゃないって言わないでね。言い訳だけど、外国の人はオリジナルタイトルなんて気にしちゃいません。タイトル不明なら勝手に自分で名前つけちゃおう♪ってノリなのですよ本当に!

・・・だけど、今回使おうと思った曲は自分がベリーダンスを習い始めた頃流行ってた懐かしい作品なので、ちゃんと調べてみたいなと思いました。

もちろんウェブには出ていないので、アラビア語話者に聞いてみよう!と思い付き、インスタで仲良くなったサウジアラビア人の女の子にメッセージ。親切な彼女はすぐに返信をくれたのだけれども、

「それは、『洞窟』という意味よ。もう一つの方の単語は、『過ぎ去ったあの日々』って意味。」

???洞窟ですか???

楽しく明るい曲調と「洞窟」がどうしても結びつかない。

昔々、洞窟の中でかがり火たいて楽しく踊っていました?いやいやそれは無理があるぞ、はじめ人間みたいだし。

友人が息子さんに作った「マンモス肉」。私の中で「洞窟+かがり火」と言えば、これですね。

親切な彼女を困らせたくなかったのでお礼を言い、質問の相手を変えてみることに。
今度はペルシャンダンス通じて知り合ったクウェートの詩人に聞いてみました。

彼女の答えもなんだかふわふわ的を得てない。どうしてだろう?アルファベット表記そのものに問題があるのかな?

そうだ!たしか手持ちのCDジャケにはアラビア語表記もあったはず!

さっそく写真撮って彼女に送って判明しましたのが

「小鳥のように歌った、あの日々」、でございました。

(なぜ最初のサウジアラビアの女の子が違う意味のことを言ったかというと、アラビア語の発音にも地域差があるため、アルファベット表記にすると違う地域の人には違う意味の単語に聞こえてしまうようです。)

時差があることをすっかり忘れてうたた寝してた彼女を起こしてしまい(現地時間深夜1時だったとのこと)、迷惑をかけてしまいましたが、「面白い質問だったわ、有難う」って本当、感謝です。

お悩みも解決したので、この曲を皮切りにまた楽しく踊っていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします!

今日のルーティン:

  1. 旋回
  2. ジル
  3. シミー
  4. 振付作り続き
  5. ヨガ