前回に続き、発表会舞台裏のちょっといい話をお伝えしていきます。
発表会の後、ゲスト出演してくださったウード奏者の矢島夕佳里さんが、「一年経ってお子さんたち、随分成長しましたね」、としみじみ仰ってました。
私は普段から接しているのであまり気にも留めないけれど、たしかに一年ぶりに会うとこどもたちは全然違うんだろうな、と思います。
そういえば、去年も楽屋にいた彼らは暇をちょっと持て余してかくれんぼ始めたりとか、走り回ったりとかして、出演者ママさんに「(客席の)おばあちゃんのところに行っておいで」って何度も言われてましたっけ(笑)。
それが今年は客席と楽屋を行ったり来たりする自由さはそのままに、でも、舞台に出る直前に客席の状況教えてくれたりとか、ドアを抑えてくれたりとか、カメラマンになってくれたりとか、色々気の利く小さなお手伝いしてくれて。
おまけに、ゲスト出演のウエダさんと矢島さんといつの間にか仲良くなっていて、アラビア語の挨拶を教えてもらったりしていたようです。
そういえば、この子たちは全員、赤ちゃんの頃からのお付き合い。
ママを慕って暴走?する彼らをどれだけ強制抱っこして押しとどめてきたことか(遠い目)。
…そんなことも今では、いい思い出。
彼らの成長を見守れる楽しさが、私の教室運営の原動力の一つだったりします。