ひとりひとりの気持ちに寄り添って

前回更新から大分日が経ってしまいましたが、元気にしてます。
10月末に両親の顔を見に富山に3年ぶりに帰省したり、11月は逆に母にこちらに来てもらったりとプライベートもちょっと忙しくしてました。

コロナ禍も今は小康状態なのか、気を緩めてはいけないもののほっとしますね。
まだ1年を振り返るには早いけれど、なかなか厳しい年だったかな。。。

不安を行動で打破しようというのがこれまでの自分のパターンだったけれど、それも思うようにできない1年で。
これからどうしていけばいいのか、悶々としていたのがこの夏からごく最近までの自分。

そんな中、たまたま手に取って読んだ1冊の本にヒントを見つけました。

「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」(光文社新書・樋口耕太郎著)

タイトル通りの内容と思いきや、読み進めると実は経営哲学に行きつくという興味深い本です。


最近の自分は、コロナ禍に追い打ちをかけるようなスタジオ代の値上がりで、とにかくいかに経営を維持するか、そちらの方にばかり神経をすり減らしていて、ダンスを通じて生徒さんたちが何を求めているか、にまで気持ちが回っていなかったということに気付いたのでした。

では、ひとりひとりの気持ちにどう寄り添うかというと、まずは自分がどうありたいのかを知って、自分を満たすこと、そしてその上で「人の関心に関心を持つ」こと。

ダンスを通じて自分が求めているのは、音楽と一つになって湧き出てくるものを表現すること。
そのプロセスと解放が自分を満たしてくれる。

音楽と一つになるためには技術も型も必要で、それをレッスンで教えつつ、ではそのツールを使って生徒さんたちはどうしたいか、そこにフォーカスしていきたいな、と思ってます。