
何歳まで人前で踊りたいですか?
昨年末に仲良しのプロダンサーさんと久しぶりに会った時のこと。
あれこれ話しているうちに、いつまで人前で踊れるかしらね?という話題になりました。
彼女は30代でもちろん私よりとても若く綺麗。だけど、ショービジネスの現状にも通じていてその世界では年齢はかなり重要、自分も旬は過ぎているのでこれからは裏方仕事にシフトしていくつもり、と呟いてました。わあ現実はキビシイ。
話変わって。
私は自分の教室の他に外部でも教えてるのだけれども、生徒さんの中にひときわチャーミングな大正生まれ!のT子さんがいます。
その教室でも発表会がコロナで中止となり、せめて練習した曲を内輪で披露したいよね、と先月自分教室でやったように動画撮影会をレッスン時間内でやることに。みんな張り切って練習して、本番さながらに着飾って撮影に臨んだのでした。
T子さんは学びのペースはゆっくりでも、レッスンはほぼ皆勤、着実に踊れるようになっていったのに、いざ撮影となると
「みんなの足引っ張るから」
、と部屋の隅っこにお隠れに。
足を引っ張るどころか、みんなT子さんと一緒に踊りたくて仕方ないのです。こんなチャーミングな人生の大先輩ってそういないですからね。
渋る彼女を引っ張り出して撮影開始。
スマホのカメラ越しに見るT子さん、今までで一番上手だった。綺麗で可愛くて…
泣けてきましたね、私。
さて、今日のブログタイトルにある質問に戻ります。
あなたは何歳まで人前で踊りたいですか?
踊りたいだけ、踊ってください。
その踊りはあなただけでなく、観てる人もきっと幸せにするから。

ダンス動画撮影会
コロナ禍で参入目論んでいたダンスイベントが残念ながら中止。
せめて練習した踊りを形として残したいと思って動画撮影会を内輪でこっそりやりました。
(去年もリアルイベントが流れて動画撮影となり使った同じ会場。職員さんに「またイベントキャンセルですか?」って気の毒そうな顔で言われちゃって。1年ぶりなのに職員さん、よく覚えてますね。舞台メイクで子連れ集団、あまり無いからかも(笑)?)
今回は前回よりさらに感染症対策徹底ということで、不織布マスクにフェイスベール着用。これはこれで雰囲気出て良かったかな。表情はあまり見えなくても条件反射といいますか、マスク裏でも舞台向け笑顔ですよもちろん。
ママダンサーズのこどもたちも大分大きくなって3時間もの間自主的に遊んでいてくれて助かりました。ありがとうね、こどもたち。
