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月別アーカイブ 2020年11月8日

たくさんの感謝を込めて

写真で振り返ります発表会、のんびりのんびり更新してきましたが、15回目の今回で最後になります!

フィナーレ

矢島さんとウエダさんの奏でる楽しいアゼルバイジャン民謡にあわせて、出演ダンサーが続々登場!

大変な状況下での発表会だったけれど、こんな笑顔に触れることができて、やっぱり開催してよかったと思います。

生演奏で盛り上げてくださったお二人にも拍手!

たくさんの感謝をみんなに!!
本当にどうも有難う!!!

恋に落ちた曲で

写真で振り返ります発表会、最後の演目紹介です。

プログラム14 「Sari Gelin」 (アゼルバイジャン及び周辺地域民謡)

この曲の存在を教えてくれたのは、パーカッショニストのノミヤタカコさんと、今回ウードでゲスト出演してくださった矢島さんでした。

美しい旋律と優雅な舞、どこか私の先生Anahidに通じるような手の動き…
たちまち恋をしてしまいました。

最初はYouTubeの動画をみて見様見真似で踊っていましたが、現地の人に習いたいと切望し、幸運にもアゼルバイジャン出身のダンサーさんに弟子入りすることができました。

先生から習ったのはSari Gelinではない別曲ですが、アゼルバイジャン舞踊の基本的なステップや手の動き、文化的な背景まで教わりました。

「自分の教室の発表会でSari Gelinを踊りたい」と言うと、「日本では入手できないから」、とアゼルバイジャン舞踊の衣装を貸してくださいました。本当に有難かったです。

そして迎えた本番、矢島さんのウードとウエダさんのケメンチェで踊りました。


この曲に一目ぼれした瞬間から人前で踊れるように頑張ってきました。
夢が叶って嬉しかったです。

タイトルの「Sari Gelin」は「黄色い花嫁」または「金髪の花嫁」という意味です。

「黄色」も「金髪」も「コミュニティ外の人間=よそ者」という意味があるそうです。許されない結婚だったのかもしれないですね。

オスマン古典音楽への招待

写真で振り返ります発表会、今回紹介しますのは「やさしい中東音楽デュオ」のお二人、ウエダタカユキさんと矢島夕佳里さんです。

プログラム13 「Mahur Saz Semai」 (オスマン古典音楽)

「オスマン帝国」。高校で世界史を履修していた人は、有名な皇帝や当時世界最強だった軍隊名など、必ず暗記させられましたよね(笑)。

機械的にワードを覚えて終了、じゃあ勿体ない。当時世界最強だったオスマン帝国が統治した時代は、さまざまな地域の文化が集積し花開いた黄金期でもあったようです。

ウエダさんと矢島さんに演奏していただいた「Mahur Saz Semai」はそのオスマン時代に活躍したギリシア人、ニコラキという名の作曲家の作品です。古典音楽なのに、明るいメロディーで気に入ってしまい、今回の発表会での演奏をリクエストしました。

オスマン帝国が支配した地域は今、複雑な問題を抱えていて紛争にもなっています。私はそれぞれの国にルーツのある人たちと、とても親しくしているので…。心配もしているし、関心も寄せているのに、それを言葉にすることができないのです。

だけど、お二人の演奏に耳を傾けると、「国境」とか「宗教や思想の違い」なんてあっけなく溶けて消えていってしまいます。そういう「差異」に寛容だった時代の音楽だからかな。

演奏の後、民族楽器の紹介もしていただきました。

洋ナシ型の小さな楽器はケメンチェ(リラ)。イスタンブールの古楽器です。

琵琶のような楽器はウード。
とても歴史の古い楽器で西洋に渡ってリュートになり、東洋に渡って琵琶になったそうです。

去年に続き、今年も素晴らしい演奏を有難うございました!!

先生の故郷の曲で

写真で振り返ります発表会、今回は私の演目を紹介します。

プログラム12 「Hars em Knoom」 (アルメニアおよび周辺地域民謡・Yasmin振付)

この曲は、私の先生Anahid Sofianの故郷であるアルメニアの民謡です。日本でベリーダンス曲と言えばエジプトやトルコが主流ですから、この曲を知る人・踊る人はあまりいないかもしれません。

先生は、まだオリエンタルダンス(ベリーダンス)がナイトクラブの踊りだった頃からキャリアを積み始め、大衆芸能だったオリエンタルダンスを舞台芸術の域に押し上げようと努力しておられました。

Hars em Knoomは先生がオリエンタルダンサーとして初めて招聘された「ニューヨークダンスフェスティバル」という権威あるダンスイベントで踊った曲の一つです。

オリエンタルダンス(ベリーダンス)が舞台芸術として認められるようになる一つのきっかけとなったパフォーマンス。私は先生のキャリアの足元にも及ばないけれど、「Hars em Knoom」が大好きで、いつかこの曲で踊りたいと思い続けていました。

ミュージシャンのウエダタカユキさんに音源を送って譜面を起こしてもらい、発表会ではウエダさんとウードの矢島夕佳里さんに演奏してもらいました。

お二人のおかげでささやかな私の夢が叶って嬉しかったです。