
個人レッスン開始します
以前も触れたかどうだか忘れてしまいましたが、昨年10月末からオンラインでフリースタイルのペルシャンダンスを習っています。
もともとペルシャ文化がとても好きだったのと、私のオリエンタルダンスの先生アナヒッド・ソフィアンの唯一無二ともいえる優雅な踊りに憧れて、先生のルーツのアルメニア→お隣のアゼルバイジャン→この2国に文化的に近いペルシャ(イラン)と興味の範囲を広げていった先にこの講座に出合いました。
「アナヒッドに少しでも近づけるかな?」「ベリーダンスを踊る上で役に立つかな?」なんて期待から始め、気が付けば半年が経ち、来月でいよいよ終わりかと思うと寂しさが募ってきます。
講座はスキルもさることながら「踊りを通じて様々な感情を開放する・踊りを通じて自分以外のキャラクターになってみる」というセラピー面にもかなり重きを置いていたのがユニークでした。生の感情をのせるからこそ、その人ならではの自由で創造性のある踊りが生まれる。踊りの持つ別の可能性を体感できて本当によかったです。
私は普段、表現力とかダンススキルといった「人にみせるため」の技術を磨くために振付を作って教えているけれど、実際にフリースタイルのレッスンを受けてみて、「自分のために自由に踊る」というアプローチもとても魅力的だなと実感しました。外向きと内向き、両方のベクトルを持つとおのずから踊りの質も変わってくるように思います。
前置きがとても長くなりましたが、興味のある人がいれば個人レッスンという形でフリースタイルレッスンを始めたいな、と思います。
個人レッスン詳細
スケジュール:平日日中のお互い都合の良い時間帯
料金:1時間4000円
場所:講師宅(田園都市線・宮崎台駅より徒歩7分。場所は予約確定時にお伝えします。)
申しこみ・お問い合わせ:お問い合わせフォームよりお願いします。
※マンツーマンですので申し訳ありませんが女性限定とさせていただきます。

基本にもどる
ヤスミンです。大きなイベントが終わって例年だったらちょっとした喪失感に沈んでいる頃。だけど今年は切り替えがうまく行ってるような気がします。発表会のDVD作成したり、将来的に使いたい曲の編集をしたり、普段通りの練習したり。

DVDを作成するにあたって、今年の発表会動画を何度も見返していたのですが、見返せば見返すほど自分に対する点数が辛くなりますねぇ。あそこに咄嗟に入れた動きは無駄だった、とか、練習したのにできてなかった、とか。
発表会に向けて練習をする、というのは勿論大事なことだけれども、「そのためだけ」に頑張ったことに関してはうまくいったり、うまくいかなかったりしますね。
なんでうまくいかなかったか、それはやっぱり基本的な部分を無意識にまで落とし込めてないからだなって思います。
言い尽くされていることだけれど、基本の反復練習って本当に大事なんだなぁ。
発表会が終わったのでまた地味練な日々に戻ります。(私は地味錬は嫌いじゃないのです。できないことができるようになることって嬉しいから。)
あ、なんで今年は燃え尽き症候群にならなかったか、理由を一つ書きますね。
毎年夫が観に来てくれてるんですが、今年は観終わった後に「気持ちの良い発表会だった」って言ってくれたこと。
私だけでなく、出演者全員に対する最高の誉め言葉だと思いました。
今日のルーティン:
- 旋回
- シミー+ジル
- スライド
- 振付作りなど
- ヨガ
「洞窟」から「小鳥のさえずり」へ
Yasminです。今回のブログタイトルは変ですね。なんのことか、最後まで読めばわかりますので今日もお付き合いください。
発表会を一区切りとして、自分の中では来年度見据えた振付構成作りを再スタートさせているのですが、その発表会明け新曲のタイトルの意味を知りたいのに手掛かりがつかめずモヤモヤしてました。
ベリーダンスに使われる曲は今も昔も中東音楽がやっぱりメジャーで、楽曲のタイトルはアラビア語での発音をそのままアルファベット表記しているものが多く、それだけ読んで意味が理解できるものは殆どありません。(Habibi=恋人、とか Leyla=夜、みたいに一般的なアラビア語ならわかるんですがね。)
とても有名な曲ならウェブで調べることができるのだけれども、そうでもない曲は手掛かりが無いことが多いのです。
正直面倒くさいので(ごめんなさい)、曲調だけ聴いてこんな感じの振付がいいかなって作ってしまうこともあります。。。ダメじゃないって言わないでね。言い訳だけど、外国の人はオリジナルタイトルなんて気にしちゃいません。タイトル不明なら勝手に自分で名前つけちゃおう♪ってノリなのですよ本当に!
・・・だけど、今回使おうと思った曲は自分がベリーダンスを習い始めた頃流行ってた懐かしい作品なので、ちゃんと調べてみたいなと思いました。
もちろんウェブには出ていないので、アラビア語話者に聞いてみよう!と思い付き、インスタで仲良くなったサウジアラビア人の女の子にメッセージ。親切な彼女はすぐに返信をくれたのだけれども、
「それは、『洞窟』という意味よ。もう一つの方の単語は、『過ぎ去ったあの日々』って意味。」
???洞窟ですか???
楽しく明るい曲調と「洞窟」がどうしても結びつかない。
昔々、洞窟の中でかがり火たいて楽しく踊っていました?いやいやそれは無理があるぞ、はじめ人間みたいだし。

親切な彼女を困らせたくなかったのでお礼を言い、質問の相手を変えてみることに。
今度はペルシャンダンス通じて知り合ったクウェートの詩人に聞いてみました。
彼女の答えもなんだかふわふわ的を得てない。どうしてだろう?アルファベット表記そのものに問題があるのかな?
そうだ!たしか手持ちのCDジャケにはアラビア語表記もあったはず!
さっそく写真撮って彼女に送って判明しましたのが
「小鳥のように歌った、あの日々」、でございました。
(なぜ最初のサウジアラビアの女の子が違う意味のことを言ったかというと、アラビア語の発音にも地域差があるため、アルファベット表記にすると違う地域の人には違う意味の単語に聞こえてしまうようです。)
時差があることをすっかり忘れてうたた寝してた彼女を起こしてしまい(現地時間深夜1時だったとのこと)、迷惑をかけてしまいましたが、「面白い質問だったわ、有難う」って本当、感謝です。
お悩みも解決したので、この曲を皮切りにまた楽しく踊っていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします!
今日のルーティン:
- 旋回
- ジル
- シミー
- 振付作り続き
- ヨガ

発表会が終わって、今後のこと
発表会無事終わりました。
構想一年、準備に数ヶ月かけて本番はあっという間の、楽しくて充実した会となりました。



出演ダンサーのみんな、民族楽器奏者の矢島夕佳里さん、アクバルさん、支えてくれたみんな、応援してくれたみんな、関わってくれたみんな、どうも有難うございました❣️❣️
・・・ここ数年、実は更年期に揺らぐ年齢、ということもあって、このまま踊り続けていいんだろうかって密かに悩んでおりました。
だけど、年に一度の発表会に向けてその時々に自分なりに表現したいもの、伝えたいものって出てくるのです。今年の演目にしたって、そう。
その瞬間、今の自分だからこそ表現できるものって絶対あると思うのです。
去年と違う曲が心に響いてそれで踊りたくなるかもしれないし、同じ曲でもさらに掘り下げて表現したい、という欲求が出てくるかもしれない。実際今回の舞台もやりたいことやり切れて幸せだったし、同じ舞台を踏んだメンバーも去年とはまた違う魅力を放っていて本当に眩しかった。
年齢重ねることを嘆くより、今自分の心に響くことを踊れる自由を大切にしたい。
今まで、「子育て真っ最中のママ」にフォーカスして来たけれど、そろそろ方針転換のタイミングかな。
リミットを設けず踊りと共に凛と生きる、そんな女性が多くなったらいいよねって思います。

発表会の報告は、また日を改めてレポしますね!