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月別アーカイブ 2015年6月29日

地母神・女神信仰とベリーダンス(その2)

前回の記事では、太古の女神信仰がベリーダンスのルーツの一つである可能性について触れました。

では、太古の女神さまを祀る神殿ではどんな踊りが奉納されていたのでしょう?

アフロディテ神殿

エフェソス(現トルコ)のアルテミス神殿では、Kordaxと呼ばれるヒップや腹部を強調した踊りが踊られており、また、アフロディテ神殿の女神官のソロダンスはChifte Telliと呼ばれていました。
この”Chifte Telli”という言葉は、現在でもギリシャやトルコで「ベリーダンス」を示す言葉として使われている他、ベリーダンスではよく使われるリズムの名前にもなっています。

また、古代文明の栄えたギリシャのクレタ島では、”Maze Dance”と呼ばれる蛇の動きを模した踊りがありました。

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「蛇」は脱皮を繰り返して成長することから、古代世界においては再生のシンボルとして女神信仰と結びついていました。
今日のベリーダンスにおいても、”Snake Arm”と呼ばれる蛇を模した動きがあります。

ベリーダンスの歴史を紐解くと、「生命」と深く関わっていることがわかります。
だからこそ、「現存する世界最古の踊り」と呼ばれ、何千年もの間絶えることなく踊り継がれてきたんですね。
現代のベリーダンスにも、その古い形が残されていることを思うと大事に踊り継いでいきたい気持ちになります。

さて、ここまで古代地中海世界・中東世界を中心にお話をしてきましたが、ここ、日本にはベリーダンスはなかったのでしょうか?

そのことについては、次の記事「古代日本にはベリーダンスはあったのか?」で触れたいと思います。

【こちらの記事も併せてどうぞ】

  1. ベリーダンスの動きのルーツは出産にあり?
  2. 地母神・女神信仰とベリーダンス(その1)
  3. 地母神・女神信仰とベリーダンス(その2)
  4. 古代日本にベリーダンスはあったのか?
  5. ベリーダンスの伝承者たち(その1)
  6. ベリーダンスの伝承者たち(その2)
  7. 幻想が生み出した?ベリーダンス衣装
  8. 優れたダンサーはタイル1枚分のスペースで踊る?

地母神・女神信仰とベリーダンス(その1)

前回の記事で、ベリーダンスのルーツは出産の動きにある、ということを書きました。

ベリーダンスのもう一つのルーツは、出産とも関連深い古代の女神さまたちです。

今日は、女神信仰とベリーダンスとの関わりにスポットライトを当ててみましょう。

古代世界において、人間が生存していくための最重要事項は「子孫繁栄」と「大地の豊穣」でした。
そんな世界の中で、女性の子をはらむ力・出産する力が神格化して「地母神」「女神」信仰として広がっていったのはごく自然な流れでしょう。

古代世界における愛・豊穣の代表的な女神をあげてみると…

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●イナンナ (シュメール)
●イシュタル (バビロン)
●イシス (エジプト)
●アナヒータ (ペルシャ)
●アフロディテ (ギリシャ)
●デメテル (ギリシャ)
●アルテミス (ギリシャ)

写真のたくさんの乳房を付けた女神はエフェソス(現トルコ)で出土したアルテミス像です。
現代人の眼からみるとぎょっとするような表現ですが、古代の女神像はこのように乳房や腹部、臀部といった出産や女性性に関わる部分をデフォルメしていることが多いのです。

…だとしたら、これらの女神さまたちが祀られている神殿では、どんな踊りが奉納されていたのでしょう?
女神のシンボルである女性性を強調した動きであることは、容易に想像できますね。

このことについては次の記事「地母神・女神信仰とベリーダンス(その2)」で書いてみようと思います。

【こちらの記事も併せてどうぞ】

  1. ベリーダンスの動きのルーツは出産にあり?
  2. 地母神・女神信仰とベリーダンス(その1)
  3. 地母神・女神信仰とベリーダンス(その2)
  4. 古代日本にベリーダンスはあったのか?
  5. ベリーダンスの伝承者たち(その1)
  6. ベリーダンスの伝承者たち(その2)
  7. 幻想が生み出した?ベリーダンス衣装
  8. 優れたダンサーはタイル1枚分のスペースで踊る?

ベリーダンスの動きのルーツは出産にあり?

ベリーダンスのあのうねるような動き、ルーツは出産の動きである。

私がベリーダンスにとても惹かれたのは、あの独特の動きのルーツは出産にある、ということを耳にしたからでした。

Farab Firdoz(サウジアラビアのダンサー)によれば、ベリーダンスのルーツはbirth dance(出産の踊り)であり、彼女の祖母の部族では、出産中の女性の周りに部族の女性が集まり、出産の痛みを和らげるためにベリーダンスの腹部の動きを妊婦と一緒に行ったのだそうです。

また、1900年代初頭に活躍したアルメニア人ベリーダンサーArmen Ohanianは手記の中でベリーダンスについてこのように述べています。

“It was our poem of the mystery and pain of motherhood. In Olden Asia, which has kept the dance in its early purity, it represents maternity, the mysterious conception of life, the suffering and joy with which a new soul is brought into the world.”

拙訳ですが、下記のように日本語訳してみました。

「(ベリーダンスは)母性の神秘と痛みを詠ったもの。古きアジアにおいては、この踊り本来の純粋さが失われずに残っていた。それは母性、生命の神秘、新しい命を世に送り出す苦しみと喜びを表してきたのだ。」

…私はベリーダンスのルーツを調べたくてニューヨークにある舞台芸術専門の図書館に通ったのですが、これらの記述を見つけたとき、泣きそうになりました。
それは、探し求めていた文献に巡り合えた感動と、ベリーダンスにどうしてこんなに惹かれるのか、という答えに出逢ったからです。

この図書館では様々な文献に出会い、ベリーダンスの歴史を調べることができました。
そこでわかってきたのが「ベリーダンスのもう一つのルーツ」です。

そのことについては、次の記事「地母神・女神信仰とベリーダンス」で触れたいと思います。

【こちらの記事も併せてどうぞ】

  1. ベリーダンスの動きのルーツは出産にあり?
  2. 地母神・女神信仰とベリーダンス(その1)
  3. 地母神・女神信仰とベリーダンス(その2)
  4. 古代日本にベリーダンスはあったのか?
  5. ベリーダンスの伝承者たち(その1)
  6. ベリーダンスの伝承者たち(その2)
  7. 幻想が生み出した?ベリーダンス衣装
  8. 優れたダンサーはタイル1枚分のスペースで踊る?

チャリティー発表会無事終わりました!

おかげさまで、2015年度のチャリティー発表会無事終わりました!

90名を超える予約をいただき、過去最高の入りとなりました。
集まった募金は総額2万210円、本日「あしなが育英会」に寄付いたしました。
みなさまの温かい気持ちに深く感謝いたします。有難うございました。

この日のために練習を重ねて来た生徒さんの演目はどれも素敵で、私自身もずっとやりたかった自作キャンドルによる舞台演出ができてとても嬉しかったです!

発表会写真は出来上がり次第、紹介させていただきますね。もう少々お待ちください。

達成感満載の出演者のみなさんの笑顔をちょっとだけ、紹介。

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次回のイベントは、8月1日開催の「横浜ダンスパレード」です!

ベリーダンスをキャンドル演出!

6月21日(土)のベリーダンス発表会、初の試みとなるのが…
キャンドル演出です!

昨年3月に、友人がベリーダンスイベントをキャンドルで演出しているのを見てから、すっかりキャンドルの炎の美しさに魅せられてしまいました。

自作キャンドルでベリーダンスの舞台を演出したい!

その一心でキャンドルスクールに通って、アーティスト資格を取り、自宅でコツコツキャンドル作りに勤しんできました。

そして、今年3月にのスタジオハフラで小さな演出を試みて…

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今度は大きな会場で、大きなキャンドルをたくさん灯して舞台を彩ろうと思います!!

舞台での点灯の他にも、キャンドルを使った演出を試みますが…
今は、秘密です^^

今回の発表会では、ロビーで私の手作りキャンドルのチャリティー販売も行います。

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収益の一部を東日本大震災の孤児就学支援のために寄付します。

また、友人でヘナアーティストのオウィエ貴子さんによるチャリティーメヘンディ施術もあります!
発表会本番前に、ぜひブースにお立ち寄りくださいね。

6/21チャリティー発表会満席となりました

おかげさまで満員御礼!

本日をもって電話予約も終了いたしました。

たくさんの方々に私たちの踊りを楽しんでもらえたら、と思います。
応援よろしくお願いいたします!

母性とベリーダンスの関係を調べ続けた日々

無事生まれました!

嬉しいメールが届きました。
ベリーダンスの生徒さんであるMさん、第2子誕生のお知らせです!

臨月の大きなお腹に安産への願いを込めてマタニティメヘンディを描いたのが半月ほど前のこと。
無事に生まれて本当に本当に良かった!!

…Mさんのことを想いながら、自分がベリーダンスに興味を持った、その原点にも想いを馳せていました。

私にとって、ベリーダンスとは母性を象徴する踊り。

「ベリーダンスの動きは出産の動きにルーツがある」

、と耳にしたのが、ベリーダンスそのものに強く惹かれたきっかけ。

真相を確かめたくて渡米後、図書館に通って文献を読み漁り、
絶版となっていた歴史書をどうしても手に入れたくて、イギリス在住の著者に手紙(当時はメールなんてなかったですから!)を書いて国際郵便で送ってもらい、
手に入らない古い本や資料は図書館で許される限りコピーを取り…

当時は子どももいなかったのに、なんでこんなにも母性とベリーダンスの繋がりに惹かれたのかしら?

うまく言葉にならないけれど、女の人が内に秘めてる不思議な力を「母性」にも「ベリーダンス」にも感じたからかもしれないです。

これから少しずつ、自分が調べた「母性とベリーダンスの繋がり」について、書いていきたいと思います。

 

 

残席わずか!6/21スタジオ発表会

おかげさまでほぼ満席!

あと数席のご用意となりましたので、ウェブでの座席予約は終了となりました。
お電話での受付は引き続き行っております。

Kiwa二子玉川 ( 03-6805-7948  12:30-14:30 のみ受付)まで直接お願いいたします!

残席わずかです。お急ぎください!

発表会に向けて、最後のスタジオリハーサル

6/21(日)の発表会まであと1週間となりました。

今日は最後のスタジオリハーサル。
プログラム順に通して全体の流れをチェックします。

アラブ太鼓隊M!VUYのメンバーさんも参加して、生演奏で盛り上げてくださいました。

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お祭り前のワクワク感満載!

1週間後のステージ、盛り上げますよ。お楽しみに!!

ハッピーママライフに欠かせない、「ハレ」=ベリーダンス

突然ですが、あなたにとっての「ハレ」舞台ってなんですか?

七五三や入学式、卒業式、その他習い事の発表会などなど…

こどもをめぐる「ハレ」の日っていいものですね!
日ごろ小言が絶えなくっても、「こんなに成長したんだな」って涙腺が緩んでしまいます。

だけど、待て待て。
自分には「ハレ」の日ってないのかな?

そういえば、結婚式を最後に主役になったことないかもしれないぞ。。。

いつも引き立て役のママさんたち。たまには主役になってみませんか?

私にとっての「ハレ」の日は、年に一度のベリーダンス発表会。
この日のために新着した衣装を鏡の前で、着てみると・・・気持ち華やぐ、うきうきする。
それは、お祭りの日に母や祖母に着物を着せてもらった、あの気持ちと一緒。

ハッピーママライフに欠かせない「ハレ」な日=ベリーダンス発表会。

あのうきうきした気持ちを味わってほしいな。
そう願ってママダンサーさんたちと今年も発表会のステージを踏みます。

…でもでも、ハレ舞台は別にベリーダンスでなくてもいいんじゃない?

そんな声が聞こえて来ますね。

なぜベリーダンスなのか。
それは、ベリーダンスは「母の踊り」だから。

このことについては、「ママベリー辞典」内の「ママのための踊り、ベリーダンス」(歴史編)をぜひ読んでみてくださいね。