
更年期のこと
私事ですが、先週誕生日を迎え一つ歳を重ねました。
歳を取るのが嬉しくないお年頃と言えばそうでもあるけれども、更年期卒業年齢になったのかな?、と思うと嬉しくもありで。
これまであまり更年期について触れてこなかったのは、「ベリーダンス=婦人科系に良い」と触れ回っているのになんだ普通に更年期の症状あるの?って思われるのが嫌だったからです爆。
私は多分世間の尺度からすると軽い方だと思うのだけれど、閉経した後ぐらいからなんとなく身体がだるいと感じることが多くなりました。
こどもたちが大きくなって続々と家を出ていきやっと念願の自分の時間が持てるようになった!振付作ろう、自主練しよう、好きなことしよう、やりたいことはたくさんあるのに、色々描いたことがプラン通りに動かない。身体が重くて、気力が持たなくて。
私ってこんなにナマケモノだったっけ?
もともとコツコツ努力型のはずなのに、気づくとダラけている自分がすっごーく嫌でした。
でも、少し前にテレビで更年期に関する報道をたまたま観て、あ、自分の無気力の原因は怠け心ではなくコロナ禍のせいでもなく更年期だからなのか、と理解するに至り、ちょっと気持ちが楽になったかな。
そして改めて、そんな不調を抱えるさなかにも私には踊りがあって良かった、と思ったのです。
美しい曲、楽しい曲、悲しい曲、色んな曲に惹かれてそっと近寄ってみる。
最初はなかなか仲良くなれなくても、ふとしたきっかけで糸口が見える。
音楽の一部になれたかな、という瞬間がたまらなく心地よい。
そうなりたいから、地味な反復練習も細々とでも、続ける。
更年期の辛い症状には医学的アプローチが必要だと思う。我慢でどうにかなるものでもないですよね、それまでの自分を守ってきたホルモンバランスが崩れるわけですから。
その一方で、心の支えになるものも、大切だと思う。
それが、私にとってのベリーダンス。
今日のルーティン:
- 旋回
- シミー+ジル練
- ジルで1曲踊る
- 振付作り
- ヨガ

ぐっすり眠るには
50代に突入してからなんとなく夜中に目が覚めるようになった。
気になったので調べると、更年期の症状の一つのようだ。
ぐっすり眠れないと心の中の騒がしさが気になる。
あれこれ余計なことを考えて不安になり、より眼が冴える。
結果、翌日はすっきりしないし、日中眠くなるから生産性が下がる。
更年期の症状なら仕方ないかな、その他には特に深刻な症状も無いから、やんわりやり過ごすしかないかな。
、と半ば諦めていたけれど、たまたま夫が借りてきた「SLEEP」という本が睡眠の技術を指南していて、とても良かった。
何が良かったか、というと、日常生活で実践できる内容ばかりだということ。
なぜそれが役に立つか、という科学的な根拠についてもわかりやすく説明されていた。
寝る数時間前にはスマホやPCを触らない、電源を切ってこれらを寝室から出してしまう(電磁波を出すものは寝室には置かない)。
カフェインは午後2時以降は飲まない、等々。
薄々そうかなとは思っていたけれど、スマホは「脳内麻薬」の産生に関わっており、睡眠を阻害するだけでなく依存性もあるのだそうだ。怖いですね。
その他、安眠を妨害する「心の騒音」を鎮める呼吸法や瞑想法なども紹介されており、眠りの浅い人にはぜひ読んでもらいたいなと思います。
SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
ショーン・スティーブンソン 花塚恵訳 ダイヤモンド社
今日のルーティン:
- 旋回
- シミー
- アームス
- ジル
- ヨガ
- 民族舞踊の練習

手で、腕で語りたい
短く静かな夏休みが終わり、帰省していた末っ子も先ほど京都に戻っていった。
ちょっとしんみりしちゃうけれど、こどもの成長した姿をみることは親としての大きな喜びだった。
さて、日常に戻っていつものルーティン。
必要以上に自分を追い込むと気持ちも身体も持たないので穏やかに、のんびりと。
ここのところずっとやっているアームスの練習は、自分の手と腕に言葉を覚えてもらうのが目的。
私の先生、アナヒッドは手と腕で語りながら踊る人だった。
決して派手ではなく、むしろ抑えた動きに物語がある。どうしたらあんな風に踊れるんだろう。
私の腕は持て余し気味に宙を漂うだけ。
たった数ヶ月で見違えるほど成長した末っ子みたいな短期間で劇的な変化は年齢的に無理だけど、気が付いたら前より雄弁になっていることを願って、コツコツ練習。
今日のルーティン:
- 旋回
- シミー
- アームス
- ジルを使って踊る
- ヨガ

一生ものの美しさって何だろう
ベリーダンスを始めるきっかけって色々。華やかな衣装への憧れだったり、美容目的だったり。
確かに、ベリーダンスのステージは煌びやかな要素満載。
美しい衣装を着て、メイクアップを施して、スポットライトを浴びる。
そんな非日常を味わって、女子で良かったなぁ最高だぁとしみじみ思う自分。
だけど、私が目指したいものはそこではない。
「美しく踊りたい」
これだけ。
容姿だって、スタイルだって、残念だけれど歳と共に衰えていく。
だけど、美しい踊りは、人の心を打つ。無条件に打つ。
そして、美しい踊りは純粋に地道な練習の上に花開くもの。
今日とっても嬉しかったこと。
私と同じ意識を、長く時間を共にしてきたある生徒さんが持っているとわかったこと。
私の仕事はベリーダンスの基礎、表現するための振付を教えることで、14年以上ずっとずっとそれを繰り返してきた。
その中で、同じ気持ちを持つ生徒さんが育っていた、とわかって本当に嬉しかった。
ここのところ、ちょっと沈む出来事が多くてどんよりしてたけれど、霧が晴れた気持ちだわ。
私の仕事は、彼女のような生徒さんを増やしていくこと。
「一生ものの美しさ」を身に着けた人を増やすこと。
今日のルーティン:
- 旋回練習
- シミー練習
- 腕の動きに特化した練習
- 振付作り
- ヨガ

ベリーダンスのある日常
今まで殆どイベントの告知や報告のためにブログ投稿してましたが、煌びやかな非日常ばかりがベリーダンスの魅力じゃない。それより大事なのは「ベリーダンスと共にある日常」なんじゃないかな、と思います。
そう感じたので、ベリーのある私の日々を緩く綴っていきたいな、と思います。
日々更新を目指しますので、良かったら読んでやってください。
今日、一年に一回の人間ドックに行ってきました。
人間ドック、嫌い。
50代半ばにして、生理的な数値が良くなるなんて全然期待してないし。むしろ現状維持が大変というか。
朝ご飯抜きで検査終えて帰宅、頭痛がするので少し休んだけど身体がだるい。
日々のルーティンワーク、今日ぐらいさぼっちゃおうかなぁなんて思ったけれど、とりあえず、やる。
無理はせず、出来るならやる。出来ることだけ、やる。
- 旋回練習
- 腕の動きに特化した練習
- ヨガ
だんだん身体が目覚めてきた。
今日も頑張った!(^^)!